タイの県




 ンタブリー県はタイ国の中央部にあります。バンコクからわずか20キロの位置です。面積は約622.3平方キロ、人口はおよそ913,200人です。

 北はパトゥムターニー県とアユタヤー県、南はバンコク、東はバンコクとパトゥムターニー県、西はナコーンパトム県に接しています。同県はナコーンパトム県、サムットプラーカーン県、サムットサーコーン県、パトゥムターニー県、チャチューンサオ県と共にバンコクを取り囲んでいます。

 ノンタブリー県の起源はアユタヤー時代に遡ります。豊饒な土地を有し、当時から果樹栽培が盛んで有名でした。アユタヤ時代に交易などでタイを訪れた外国人がそのことを紹介した記録が、多く残されています。


ャオプラヤー川が同県を東西に分けるように流れており、県内のほとんどが湿気の少ない平野です。
 河川や運河が張り巡らされており、村落間の往来を可能にしていました。かつて果樹園であった土地やバンコクに隣接した地域は、次第に全国各地から移住してきた人々の居住地に変りつつあります。
  バンコクからの工場進出も盛んで、もはやバンコクの一部と呼んでも過言ではありません。また、バンコクの過密化を軽減するため、商務省や厚生省などの政府機関も移転してきています。


県には、見どころのある場所がいくつもあります。バンコクに近いこともあり、週末にはバンコクからたくさんの行楽客が訪れます。
 その一つにクレット島があります。チャオプラヤー川に通じる運河を掘削したときにできた島で、チャオプラヤー川の中に浮かんでいます。ここは、その昔、栄えた集落で、壮麗な寺院が点在し、アユタヤ時代からモン族が多く住んでいます。
 

 島内には、モン族様式の陶器を生産する集落や伝統的なお菓子を製造する集落があり、クレット島独特の文化や生活様式を見ることができます。
 クレット島の陶器やお菓子のほか、同県の特産物には果物(特にドリアン)や花、観賞用植物があります。


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