タイの県

カンペーンペット県





   カンペーンペット県はバンコクから358キロ離れた中北部にあります。北はターク県とスコータイ県、南はナコーンサワン県、東はピッサヌローク県とピチット県、西はターク県に接しています。地形は北部と南部に平野が広がり、西部では複雑に入り組んだ山々が南北に連なっています。


 同県の面積は8,607平方キロで、そのうちの61%が農地となっています。また、森林が25%、居住地その他が14%を占めています。この割合からも農業資源や鉱物資源に恵まれていることが分かります。現在の人口は728,265人です。


 主な換金作物は米・キャッサバのほか、カイバナナ(卵バナナ)・マプラーン・ミカン・リュウガンなどの果物です。鉱物資源は原油、大理石、石灰岩、銅、鉄が産出されています。


 古都の一つに挙げられるカンペーンペット県は、約700年前のスコータイ時代には外敵に応戦した拠点として、戦略的にも重要な都市でした。当時の様子は現存する古い建築物からうかがい知ることができます。なかでもカンペーンペット歴史公園には城壁や外濠、要塞、古刹などの遺跡があり、観光名所としても有名です。園内の建築物はラテライトやレンガで造られたもので、広大な敷地の中に点在しています。
 ここは1991年12月12日にユネスコの世界遺産として、スコータイ歴史公園とシーサッチャナーライ歴史公園と共に登録されました。


 このほか、同県には自然豊かな観光スポットがたくさんあります。メーウォン国立公園には森林が広がり、象・インドヤギュウ・虎・ミズシカ・熊などの希少動物が生息しています。そのほか300種類以上の鳥類も生息しています。また、クローンラーン国立公園では幅40メートル、落差100メートルの見事なクローンラーンの滝を見ることができます。


 そしてクローンワンチャオ国立公園には見事な自然林が生い茂り、美しい滝が点在しています。希少な野生ランの生息地にもなっています。公園の近くには今日でも伝統的な生活様式で暮らすカレン族の村落があります。



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