タイの県
サラブリー県




 サラブリー県はタイ国の中央部にあり、バンコクから東北へ約108キロの距離に位置しています。面積は3,576平方キロで、これは国土の0.7%に相当します。北はロッブリー県、東はナコーンラーチャシーマー県とナコーンナーヨック県、南はパトゥムターニー県とアユタヤー県、西はアユタヤー県とロッブリー県に接しています。


 同県の地形は低地が60%、高原が40%となっており、人口は783,256人です。農業や工業、そして観光業とさまざまな産業がさかんなことが同県の特色です。
農業の面から見ると、パーサック川が県内を105キロにも及んで流れているため、水源に恵まれています。またパーサックチョンラシットダムが農業を支えています。主な換金作物は米、飼料用トウモロコシ、サトウキビ、マンゴーです。このほか乳牛や鶏の飼育も盛んに行われています。


 また、主な工業は、セメント、陶器の製造、コンクリート製品、砕石、製鉄、精米、食品加工などです。サラブリー県は、タイ東部ラヨーン県のマープタプットから天然ガスのパイプラインが敷設されていることを始めとする立地条件の良さから、この5年間に工業への投資が急速に増えています。


 サラブリー県はバンコクからわずか100キロの位置にあり、また交通の要所となっているため観光においても有利な場所です。同県には景勝地や歴史的・文化的な観光地が点在し、これらの収入も同県の重要な財源となっています。


 代表的な古刹にはワット・プラ・プッタバートがあります。この寺院には釈迦の足跡と信じられているものが祀られています。約350年前に発見されたこの仏足跡は現在ではタイ国全土の人々に知れ渡り、崇拝の対象となっています。


 有名な景勝地にはプラプッタチャーイ国立公園があります。森林に恵まれた園内にはイノシシや鳥類など多くの動物が生息しています。このほか、ムアクレック滝やチェットサーオノーイ滝といった荘厳な滝もたくさんあります。また、ひまわり畑も人気のスポットとなっています。数十平方キロに及ぶ畑では毎年11月から4月にかけてひまわりの花が一斉に咲き誇り、その見事な光景を楽しむために多くの見物客がやって来ます。

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