タイの県

プラーチーンブリー県

"プラーチーンブリー"とは東方の町という意味です。その名の通り、プラーチーンブリー県はタイ国の東部に位置しています。
 バンコクから約135キロ離れており、面積はおよそ4,762平方キロです。同県は古代より繁栄した町で、約2,000年から2,500年前に集落が出現したと推測されています。
 当時の栄華は、古代都市の遺跡や県内各地から出土した仏像・神像・陶器・道具類などから、しのぶことができます。北はナコーンラーチャシーマー県、南はチャチューンサオ県、東はサケーオ県、西はナコーンナーヨック県に接しています。


ラーチーンブリー県はカンボジアに近い土地柄から、絶えずタイとカンボジアの紛争に巻き込まれてきました。アユタヤー時代からトンブリー時代そしてラッタナコーシン時代初期まで、同県がタイ・カンボジア両国の軍隊の侵攻ルートとなっていたからです。
 プラーチーンブリー県には興味深い観光名所がたくさんあります。歴史的名所では、まずシーマホーソット遺跡があります。
 100万平方メートルの広大な敷地には、周囲に廻らされた外濠があり、その中に丘陵や池、井戸が約100ヶ所に点在しています。ここはおよそ800年前に建設されたと推測されており、さまざまな神像などの出土品からヒンズー教との関わりがあったと思われます。
 また、樹齢2000年を越えるタイ国最古の菩提樹もあります。仏教の象徴とされるこの菩提樹は、仏陀がその下で悟りを開いた菩提樹と同じ種で、インドの都市ブッダガヤから持ち込まれたと言い伝えられています。


らに同県には滝や渓谷など自然豊かな名所も豊富です。なかでも"ヘーウナロク"の滝は落差が60メートルもある大滝です。
 とりわけ雨季には、切り立った崖から勢いよく水が流れ落ち、その光景は荘厳そのものです。そのほか、ラフティングができる場所もたくさんあります。スリルを楽しみたい観光客には最適のアトラクションとなっています。


年、プラーチーンブリー県はタイ薬草の研究や薬剤開発、タイ伝統医学の実践を奨励し、タイ国伝統医学の中心地となることを目指しています。とりわけ医学書や薬草、伝統治療の保護を中心となって行っているアパイプーベート病院は大変有名です。
 同病院は伝統医学の研究の場であり、また伝統治療のパイロットモデルの役割も果たしています。ここでは、タイ薬草を用いた薬剤や医療器具、化粧品の販売や薬草マッサージ・鍼治療を実施しており、誰でも利用することができます




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